[No.54] つれづれなるままに!

つれづれなるままに!

先週末で大学が冬休みに入り、いつもよりも余裕のある(いつも余裕はあるのですが…)生活を送っています。このような状態で頭の中に浮かんだのが「つれづれなるままに…」という兼好法師の徒然草の冒頭の一節でした。そこで、今回のブエノスアイレスニュースには、私事ですが、最近身の回りで起こった他愛もない出来事を綴ってみたいと思います。

 

7月に入り最初の週は、大学の前期末試験に追われていた。理論の授業のテストでは、インプロビザシオン(即興)の概念について、それにタンゴ特有とも言うべき、デテンシオン(停止)の概念についての筆記問題が出題された。停止を表現する4つのフィグーラ(コルテ、フレーノ、ケブラーダそしてパラーダ)を問われる質問で、隣の同級生からテスト中にいきなりトントンと小突かれ、「あと一つなんだっけ?」と聞かれドギマギしてしまった。歴としたカンニング行為であるが、まあそこはアルゼンチンということで、問題になることもなく(また、することもなく)「コルテだよ!」と教えてあげた。

翌週のタンゴの動作記述の授業でテスト問題の解説の時、先生がいきなり「この中で、角度の表記に”90°”ではなく”90℃”と書いた人がいます。」と言ってクラス中に笑いが起こった。答案用紙をよく見ると自分だった。その後、クラスメイトから「コウジのヒーロは早いから熱が出るんだな!」とバカにされた(ヒーロとは関係無い問題だったのだが…)。こんなテスト期間を何とか切り抜け、前期試験は、なんとか全てパスすることが出来た。

 

冬休みに入ると私を待っていたのが、家の修理である。ずっと先延ばしにしてきた浴室天井のカビ取りとペンキ塗り、まずそこから手を着けることにした。カビというのは厄介なもので、放置しておくと、どんどんその領地を広げていく。まるで戦国時代の織田信長(カビと一緒では信長に失礼だったかな)のようだ。そんなこんなで、天井一面に広がったカビの領地を根こそぎ返還してもらった。約1週間かかったが、白いペンキを塗って完成!本当はもっと早く終わるはずであったが、ここ数日の寒さで作業が遅れた。

 

その寒さについてであるが、深夜から早朝にかけての気温が1度(こちらは、本当に1℃!)から3度とブエノスアイレスにしては、極寒であった。さらに日本の家屋に比べ適当に建てられているので、隙間風がひどく、寒い。追い討ちをかけるように、ガス代、電気代が値上がりしていて、思うように暖房器具を使うことができない。路上生活者の中には、凍死者が出たのではないかと心配する。そこで無い知恵を絞って、料理用のガスコンロを長時間使用することにした。そして出来たのが、ラーメン!通常の暖房器具よりガスの消費量を抑え、さらにとんこつスープを取る間、同時に暖が取れた。ついでに味付け卵とチャーシュー、そして野菜炒めを乗せて完成。

 

 

さて、今日は何を作って寒さを凌ごうか!

 

 

2017年7月19日 ブエノスより

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