新年明けましておめでとうございます。
昨年中は、私の拙い文章を辛抱してお読み頂きまして、誠にありがとうございました。
今年も微力ながらブエノスアイレスのこと、アルゼンチンタンゴのことを書き綴って参りますので、引き続きよろしくお願い申し上げます。
ブエノスアイレスの年越し
さて、2016年最初のニュースは、ブエノスアイレスの年越しについてお話したいと思います。
ご存知の通り、アルゼンチン人の90%以上が敬虔なカトリック教徒なので、彼らにとって年末のクリスマスは、年中行事の中で最も重要なイベントの1つです。
しかし、長年の風習として、「クリスマスは、家族で祝うもの」という信念が根付いているため、外で友達と過ごすというような光景は、あまり見受けられません。
大晦日や元旦についても、同様の傾向が見られますが、年々カウントダウンのイベントなどを行うところが増えてきて、若者は外で過ごすようになってきています。
こちらブエノスアイレスのクリスマスと大晦日の夜は、深夜0時とともに街中で、花火や爆竹がならされます。
しかも、これはプロの花火師があげるのではなく、一般市民によってあげられます。
とても静かに厳かにといった感じではなく、やはりラテンの血が流れているのだと再認識させられます。
年が明けると、元旦はお休みですが、2日から通常の生活に戻ります。
街の商店も2日から開きます。
日本のように3日までお休みといったのんびりとした感じは、新年には無いのです。
ちなみに私の年越しは、クリスマスや大晦日のお料理、また新年のお料理の用意に忙しくしておりました。
2日、今日ようやく一息ついております。
今年は、大統領も代わり、何か新しいことが起こることと思いますが、時代の流れに飲み込まれないように、しっかりとアルゼンチンの大地を踏みしめて一年頑張ろうと思います。
今年もよろしくお願いします。
ブエノスより