なぜ タンゴの基本である歩きの練習は難しいのか?

永遠のテーマ 歩き

タンゴで課題になるのは歩きです。
タンゴの世界大会でも歩きは重要視されていて
難しいフィグーラ(ステップの組み合わせ)より
シンプルにあるいるカップルのが上位にくることがよくあります。

それは リード、フォロー、ステップ、アドルノ、音楽、表現、感情など
タンゴの踊りは歩きと共にすべてがあるからです。
ですので、歩きが違うと全てが変わってきます。

歩きを磨き、技術をアップさせることは
あなたのタンゴをより一層素晴らしいものしてくれるでしょう。

歩きはなぜ難しいか?

では なぜ歩きが難しいのでしょうか?
理由は2つあります。

1、歩きは自然なもの
2、二人で歩く

からです。

歩きは自然なもの

あかちゃんが四つん這いからふた足歩行になる過程は、
親が教えるのではなく、自然に学習していきます。
小学校に入ると走り方や隊列を組み軍隊方式の歩き方は学びますが
普段の歩きは、一般的には習いません。

街でもこの過程をとおらず 四つ這いで歩いてる人にあったことは
皆さんもないでしょう。そして普通にある歩きに興味をもちません。
空気と同じであるのが当たり前のように
歩けて当たり前です。タンゴに出会うまでは私もそうでした。
普通ですから難しいのです。

その歩きを タンゴは二人で行います。
このことがより複雑かつ難しくしてます。

癖を直す

タンゴを踊っていてい納得できない部分や
出来ない部分をたどっていくと自分のもっている動きの癖でした。
この癖をみることは気持ちいいものではありません。

例えて言うなら
真新しい画用紙に書くことはわくわくしてとても楽しいです。
しかし、そこに描いたもの一度消して新たに書こうとしても
楽しさや創造性は前のとは違く、退屈で嫌な気持ちになることもあります。

タンゴでは新しいステップや動きを習うことこれはとても楽しく
無我夢中で行います。しかし 癖をみるこおてゃ
書いてあるものを消して見る行為なのです。

最初正しい動きをやればいいと考えて
練習してましたが なかなか癖はとれませんでした。

癖を直す 動きを分解する

癖にはなるときにその合図があります。
そのことが動きを分解するきっかけになりました。
早くやるとその動きはわかりません。
ゆっくりとやるとそのことがわかります。
ゆっくりやりながらポイントをつくり分解します。
分解をより細かく分解すると動きの流れがつかめます。

そのつかんだ流れを再構築します。
その動きを練習しても自然なものでないと動きは止まります。
そしたらば、改めて動きを分解してそれを再構築する。
そして、再構築し自然な動きまでにする。

そして ペア練習をし検証する。
二人で行いスムーズにいかないものはまた
分解して再構築するこの作業を繰り返しを行いました。

生地のように番手が高くなればなるほど、生地の滑らかさが違うように
動きの分解を細かくできればできるほど動きはスムーズになってきます。

分解した動きは、より人としてのユニバーサルなものになってきます。
そのことで 二人歩いてもスムーズに行くようになってきます。

ペアでの練習

Pugliese楽団と一緒にツアーを行った
Roberto Herrera &Vanina BilousのVaninaは
インタビューでこう答えています
「Pugliese楽団と一緒にできたのは 一年間 Alejandroと歩きの練習したからよ」

*AlejandroはRobertoよりも前のパートナー

歩きは人生によって歩んだ道がちがうように
性格や考えかたの違いのように道の違いが現れる。
人の性格や考え方、全てを受け入れるのは容易ではない
時間が必要な部分です。しかし、そこを乗り越え
得られるものは 大きくたくさんのものです。

その先に

人、一人一人違う部分があるが
人として共通したものもあります。
共通したものを得た時に タンゴはとても自由になります。

自分の歩きを一度分解して再構築してみてください。
より素晴らしいタンゴが手に入ります。

GYU

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