[No.98] どうなるアルゼンチン!

ブエノスアイレス ニュース
ブエノスアイレス・ニュース 2019年9月29日

 

 

最近は日中の気温が20度を上回るようになり軽装で過ごせるブエノスアイレスです。

さて、今回は、少しタンゴの話題から離れてアルゼンチンの政治、経済についてお話したいと思います。というと硬いお話を想像されるかもしれませんが、それはアルゼンチン流に気楽に読んでいただけるようにお話したいと思います。

まず大きなイベントとして10月に大統領選挙が行われます。その為、先月8月11日に、予備選挙が行われました。私には投票権がないので、投票することは出来ませんでした。しかし、ここアルゼンチンでは、投票権を持った人が投票を行わないと、それだけで法律違反となり、場合によっては罰金刑が課せられます。ですからアルゼンチンの投票率はとても高いのです。

話を戻しますと、予備選挙の結果、現職のマウリシオ・マクリ大統領(32.9%)がペロン派のアルベルト・フェルナンデス元首相(47.66%)に大差つけられる形となりました。このままでは、本選でマクリ大統領の敗北が濃厚という結果になったわけです。

この選挙の直後、アルゼンチンペソの価値が暴落したのは、皆さんのご記憶にも新しいことと思います。面白いことに、マクリ陣営の見解は、「この暴落は、世界がマクリの退陣を希望していない証」と言い、対するフェルナンデス陣営の見解は「この暴落は、大敗したマクリの国民への報復の証」と言っています。物事を見る視点を変えるとこんなにも見解が異なるものかと感心してしまいます。

さて、この様な状況のアルゼンチンですが、来月の本選ではどのような結果になるのでしょうか?ちなみに本選には上記2名を含め合計6名が立候補の予定ですが、予備選で2桁の得票を得たのは、フェルナンデスとマクリだけですので、事実上2人の決戦となることは間違いないと思われます。

 

ブエノスより

 

追伸

 

最近、地下鉄の駅などで、下の写真のようなブエノスアイレス市の宣伝を見かけます。これも政権継続維持に向けてのアピールでしょうか?

1万3千人以上の警官を街に配置しました。今までにはないことです。

他の人が始めたことを続ける。(地下鉄路線拡大)今までにないことです。

自転車で移動する数千人の隣人。(エコビシ・プロジェクト推進)今までにないことです。

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