【No.27】ジカウィルス感染症アルゼンチン上陸!

日増しに寒くなっているブエノスアイレスです。
今日は、病気に関するお話です。

日本でも症例が確認されているようですが、ジカウィルス感染症がこのほどアルゼンチンでも確認されたそうです。

 

ジカウィルス感染症とは

では、このジカウィルス感染症とはどのような病気なのでしょう。
国立感染症研究所(日本)のホームページからご紹介します。

ヤブカ(Aedes)属の蚊によって媒介されるジカウイルスによる感染症である。ジカウイルスはデングウイルスと同じフラビウイルス科に属し、症状はデング熱に類似するが、それより軽い。

主な症状としては、

潜伏期間は3~12日である。不顕性感染率は約80%とされている。過去の流行では詳細な症状の解析が少ない。2007年のミクロネシア連邦(ヤップ島)の流行では、発熱(38.5℃を超える高熱は比較的稀)、斑状丘疹性発疹、関節痛・関節炎、結膜充血が半数以上の症例に認められ、筋肉痛・頭痛(45%)、後眼窩痛(39%)というものであった。その他にめまい、下痢、腹痛、嘔吐、便秘、食欲不振などをきたす場合もある。しかし、ポリネシア連邦やブラジルの流行では、ギラン・バレー症候群や神経症状を認める症例が報告され、ブラジルでは妊婦がジカウイルスに感染することで胎児が感染し、小頭症児が多発している。胎児が小頭症と確認された妊婦の羊水からジカウイルスRNAが検出され、小頭症で死亡した新生児の脳の病理組織からもウイルスが検出されている。ジカ熱そのもので健康な成人が死に至ることは稀であるが、基礎疾患があり免疫力が低下している場合は死に至ることもある。

ということです。
妊婦さんや持病をお持ちの方が感染すると大変な病気のようです。

アルゼンチンでの感染の状況ですが、在アルゼンチン日本大使館領事部からの連絡によりますと以下のとおりです。

アルゼンチン保健省の報告では、5月21日までに国内感染として19例が確定、1例が高度の疑い例とされています。この他、1,500例が検査中となっています。

国内感染地域については、トゥクマン州で18例が確定(州都サン・ミゲル・デ・トゥクマン市が17例、バンダ・デル・リオ・サリ市が1例)、3例が高度の疑い例(全てサン・ミゲル・デ・トゥクマン市)となっており、その他、コルドバ州で1例(外国からの旅行者との性行為による感染の模様)が確定されています。

国外からの輸入感染については、ブエノスアイレス市で9例が確定、残りの9例はブエノスアイレス州で2例が確定、1例が高度の疑い例とされ、その他、コルトバ州(2例)、コリエンテス州(2例)、メンドサ州(1例)、チュブット州(1例)で確定されています。

なお、妊婦の感染が1例ありますが、死亡・小頭症・ギランバレー症の症状はない模様です。

 

私の住んでいるブエノスアイレス市でも9例(輸入感染)が確認されているとのことです。

また、1,500例が検査中ということなので、今後感染が拡大する危険性も十分あるものと思います。

そこで予防対策が必要だと感じています。
その予防についてですが、感染媒体は、蚊ということです。
ですから蚊にさされないようにすることが大事なようです。

ここブエノスは、現在とても寒くなっているので、蚊がほどんど発生していませんが、家屋の中で比較的高温、多湿になりやすい場所、そうです浴室などでは、蚊を見かけることがあります。
ですから冬でも蚊対策が必要になります。

また、夏には、大雨の後、蚊が大発生することがあります。
これは、ラプラタ川の上流や湿地帯で洪水が度々おきるため、蚊の発生条件がととのい易いのだそうです。

ブエノスにご旅行をお考えの皆さまには、是非、防虫対策(特に蚊)をお願いします。
虫よけスプレーなどが一般的ですが、ブエノスアイレスのおもちゃ屋さんなどには、日本では見かけなくなった「蚊帳」なども売っていますので、ご利用いただけるとよいのではないかと思います。

ブエノスを健康に楽しんでいただくために蚊にはお気をつけください。

 

 

ブエノスより

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