【No.25】カルロス・ベガ!

ブエノスアイレス ニュース

一段と寒さを増したブエノスアイレスですが、巷では、14° Campeonato de Tango de la Ciudad de Ciudad Buenos Aires (通称Metropolitano)が、開催中でミロンガは賑わっています。

アジア地区でも、アジア地区予選が、行われていると思います。
でも、ブエノスアイレスの予選会は、15日間で争われます。

私が移住した当初は3ヶ月かけて行われていたので、それから比べれば短くなりましたが、他の地区予選と比べれば長いのではないでしょうか。
でも、その様子と結果については、次回に詳しくご報告させていただきます。

 

カルロス・ベガ

さて、今回は、一人の人物をご紹介したいと思います。

といっても私の友人ではありません。歴史上の人物です。
タイトルにも記した通り、その人の名は、カルロス・ベガです。
Wikipediaで検索しても出てきます。

なぜ、この人をご紹介しようと思ったかというと、以前の号でご紹介させていただきましたが、私は今年の3月からタンゴ大学に通っております。

その大学の授業の中で特にタンゴの歴史についての授業では、このカルロス・ベガが何度となく登場してきているのです。

そこで、彼に関する理解を深める目的もかねて今回取り上げようと思いました。

 

カルロス・ベガの略歴

まずは、略歴ですが、カルロス・ベガ(1898年4月14日生まれ、1966年2月10日没)、ブエノスアイレスのプロビンシア、カニュエラスでアントニオ・ベガとホセファ・サンチェスの息子として生を受けたアルゼンチンの音楽研究科、作曲家、そして作詞家です。

12歳のころからギターを習い、早くして、作詞家と音楽家の二つの職業を持ちました。1927年には、この分野における第一人者として、”ベルナルディーノ リバダビア”自然科学博物館に名を連ねることになります。

1931年には、政府の原住民音楽研究者としてフフイ地方に初めての調査研究に向かいました。

以後、彼が行った調査は、チリ、ペルー、ボリビア、そしてパラグアイにまで及び、その地域特有の音、リズム、そして楽器について探求が重ねられました。

 

カルロス・ベガの功績

彼が残した音楽研究家としての膨大な遺産は、アルゼンチン国内外を実際に旅して得た知識によって構成されています。

そして、タンゴに限らず(特にフォルクローレなど)踊りと音楽についての研究結果を多く残しています。

まだ、私も彼の功績のほんの一部を知っただけなので、あまり偉そうなことは言えませんが、彼が生きた、そして研究結果を残した時代は、タンゴの創世記(グアルディア・ビエハと呼ばれる時期1895年から1914頃)をカバーしていて、タンゴの歴史を知る上で、貴重な文献を残していることは、疑いがありません。

 

 

これからもっともっと深く彼のことを知りたいと思っています。皆さんもこんな人が居たということを頭の片隅にでも、残していただけたら幸です。

 

 

ブエノスより