[No.92] 夏休み!

ブエノスアイレス ニュース
ブエノスアイレス・ニュース No.92        2019年3月6日

私事ですが、2月18日から2週間お仕事が夏休みということで有りませんでした。そこで、普段は行けないミロンガ、サロン・カニングに出かけてみました。

サロン・カニングでは、月曜日、火曜日、そして金曜日に”Milonga Parakultural”というオーガナイザーが、ミロンガを開いています。私が移住する前からなので、結構長く(15年くらい)続いているミロンガで、有名です。外国からの観光客もたくさん踊っています。

私が行ったのは、月曜日で、フランス人とアルゼンチン人のお友達(二人とも女性です!)と待ち合わせしていました。同じテーブルで、シャンパングラスを片手にタンゴの話などをし、好きな曲が掛かると踊るといった贅沢な時間を過ごしていました。

この日は、4組もデモがあるといことで、いつも(午前1時半から2時ごろ)よりも30分くらい早めに最初のデモが始まりました。そして2番目に登場したのが、”Haris Mihail & Natasha Lewinger”でした。私は、彼女(ナターシャ)の才能溢れる踊りがとても好きで、偶然にもそれを生で見られる機会に遭遇し胸が踊りました。

 

彼女の踊りの素晴らしいところを端的に説明しますと、「男性を通して音楽を感じる才能」だと私は思います。早い曲を素晴らしいテクニックで踊る女性は、ここブエノスにたくさん居ますが、ゆっくりとした曲を男性のリードを感じて踊ることのできる数少ない女性のひとりだと思います。他の男性と踊ったビデオですが、見ていただければ、皆さんにご納得いただけるのではないかと思います。(Youtubeのアドレスをご紹介させていただきます。https://youtu.be/4zWSjcYhwlA)一緒に踊っている男性は、Pancho Martinez Peyさんと言ってブエノスアイレス大会や世界大会で審査員を努めているダンサーです。現在は、亡きオズワルド・ソットのパートナーだったロレーナ・エルモシーダさんと踊っています。

恋人ハリスとの踊りを見て、私もとても幸せな気分になりました。夏休みの貴重な体験でした!

 

ブエノスより