カンペオナート・タンゴ・サロン DUO 準決勝!

ブエノスアイレス・ニュース No.78      2018年7月22日
カンペオナート・タンゴ・サロン DUO 準決勝!

今夜のブエノスアイレスは、冷たい霧雨が降っています。フードをかぶって大会会場についたのは、23時半。既にパートナーは到着していて、急いで衣装に着替え、1タンダだけウォーミングアップ。後はコーヒーを飲みながらリラックスして開始を待つ。会場を見回すと、いつもの顔ぶれオスカルとニーナ(今年のメトロポリターノセニョール部門チャンピオン)などが、微笑みかけてくれる。そして、隣のテーブルには、日本人が6人座っていた。

午前1時を回ったころ、大会は始まった。今回は、準決勝。出場者は、20組弱。一度寒い廊下に集合させられ、2つのグループに分けられる。私達は、後半のグループ。まず、前半のグループが、タンゴを2曲踊った。曲は、ディサルリとビアジ。ディサルリは、少し早めの曲だったが、コントラストの付けやすい、踊りやすい選曲。そして、後半のグループの出番となる。

一組ずつ名前を呼ばれてピスタに向かう。さほど緊張もせず、パートナーとピスタを1周。そして、曲がなり始める。オルケスタティピカ・アニバル・トロイロ、歌は、フランシスコ・フィオレンティーノのカウティーボ(Cautivo、1941録音)を踊った。この曲は、40年代のトロイロの曲としては、あまり早い方ではなく、踊りやすい。流れるようなメロディと途中の語りが特徴。2曲目は、オルケスタティピカ・ファン・ダリエンソ、ラ・モロチャ(La Morocha、1937年録音)。30年代のダリエンゾには、まだ軽快感が少なく、グアルディア・ビエハ(タンゴが2拍子だった時代のこと)の影響が強く残っている。40年以降のダリエンソにみられる特徴的なバリアシオン(バリエーション)は、まだ聴くことができない。この曲単独では、踊りやすい曲だが、カウティーボに続く2曲めとしてどのようにコントラスト付け、1曲めとの違いを見せるかということになると、少々困難な曲。しっかりと刻まれたリズムを大事に踊った。

ここで最初のグループと合流。3曲めを待つ。曲は、再度オルケスタティピカ・アニバル・トロイロ、ミロンゲアンド・エン・エル・クワレンタ(Milomgueando en el ’40、1941年録音?)。でも、いつも聴いている録音のものより少し遅かった。この曲は、40年代を代表するトロイロの演奏で、大会でもよくかかる。しかし、3曲めとしては、やはり踊りにくい曲となった。特に、後半のグループでは、1曲目にトロイロそして、41年の録音を踊っているだけに、フィオレンティーノとインストロメンタルには、どのような違いがあるのかと問われているよう。

3曲踊り終わってテーブルに戻った。ここで友人に撮ってもらったビデオを見てみると、やはりコントラストに欠ける気が。でも、もう踊り終わってしまった。もうどうすることもできない。後は結果を待つしかなかった。

2タンダミロンガタイムが続き、その後発表となった。私達は、何とか決勝進出11組の中に滑り込むことができた。しかし、今回もたくさんの課題を残す結果となった。また、練習でその課題を一つでも克服できればと考える。決勝は、8月3日。とりあえず、この週末は、ゆっくり休もう!

 

ブエノスより

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