[No.77] 繁盛期を前に!

ブエノスアイレス・ニュース     No.77   2018年7月8日

繁盛期を前に!

ブエノスアイレスは、寒い日が続いています。こんな時は、家で鍋でもつついていたいです。でも、その寒さの中、多くの観光客が、ブエノスアイレスに集まり始めています。そうです、8月には、タンゴフェスティバルと世界大会が開催されるからです。そんな繁盛期を前にミロンガでは補修や改装が行われています。

私がよく行くミロンガ、エルベソでもいろいろと変化が見られます。まず、新しいロゴがデザインされました。そのロゴのイルミネーションが、フロアの正面と階段の踊り場に設置されました。さらに階段の踊り場には、シャンデリアが付き、アルゼンチンの国旗が飾られました。また、階段の手すりには、お客様をお迎えする言葉”Bienvenidos a El Beso”の文字が浮かび上がる照明が付きました。

左 フロアのロゴ

右 階段の踊り場のロゴ、シャンデリア

下 手すりの照明

 

こうした改装は、8月のお客様をお迎えするのにとてもプラスになることです。毎年いらっしゃる方、数年ぶりに訪れる方、それぞれに印象付けられることでしょう。ミロンガのオーガナイザーは、こうしてミロンガを楽しんでもらえるように考えているわけです。数年前エルベソのオーガナイザーのスサーナは、「このビルのオーナーは、壊れたトイレもなおしてくれない!」とこぼしていたのを思い出し、この改装を実現するためには、相当な努力とオーナーとの根気強い交渉が必要だったのではないでしょうか。

ブエノスを訪れる機会がありましたら是非エルベソの雰囲気を確かめてみてください。ちなみに新しいロゴは、飲み物を頼むと出てくるグラスやコップにも印刷されています。

ブエノスより

 

追伸

ミロンガ前のマリア・プラサオラによるミロンゲーロスタイルのクラスの様子です(おまけ)!