ブエノスアイレスニュース No.70

新学期、授業開始の日!       2018年3月20日

日ごとに寒さが増しているブエノスアイレスです。しかし、ようやく大学の新学期の授業が、昨日(3月19日 月曜日)開始されました。

3年生最初の授業は、創始者ロドルフォ・ディンゼル氏の妻グロリア・ディンゼルさんのお話から始まりました。授業のタイトルは、テクニックと理論3ということで、お堅いお話の印象を受けます。事実お話の前半は、ディンゼル・スタイルやそのアブラッソ(抱擁)についてというような話で、2年間勉強してきたことを生徒に質問しながら進んでいきました。が、後半は、グロリアさんの幼少の話や昔は家族でタンゴを踊ったといった話で、とても興味深く聞くことができました。1時間は、あっと言う間に過ぎ去り、グロリアさんも話を途中で止める形で授業が終わりました。その後は、実技が2時間続き、久しぶりに油まみれの学校の床で踊り、足が痛くなりました。

学校の授業が終わると、一度家に帰り、着替えてミロンガ、サロン・カニングに出掛けました。そして、セクステート・ミロンゲーロの演奏を聞きました。ボーカルのハビエルは、とても大柄(身長190センチ以上)の人物です。久しぶりに見たら、さらに横に大きくなっているように見えました。でも、声はとても艶があり、繊細で、聞いているだけで喜びが湧き上がってくるような感覚を覚えました。演奏の曲順もおもしろかったです。ミロンガでの演奏なので、タンゴ、ワルツ、ミロンガに分け、それぞれをタンダ(ミロンガの踊りの単位)と称して紹介していました。要するに、タンゴのタンダから始まり、次にワルツのタンダ、

 

 

 

さあ、今年も授業を頑張ります!

ブエノスより