【No.2】ブエノスアイレス市のチャンピオン決定!

ブエノスアイレス ニュース

前回お知らせしましたとおり、ブエノスアイレス市主催のタンゴダンス選手権(通称メトロポリターノ)が、5月10日に決勝を迎え、今年のチャンピオンが決定しました。

結果は、タンゴ・アダルト(45歳未満)部門、ワルツ部門、ミロンガ部門の3部門をカルロス ハビエル&マリア ラウラ(Carlos Javier Estigarribia y María Laura Sastría)ペアが独占。

タンゴ・セニョール(45以上)部門はホルヘ エドガルド&マルセラ モニカ(Jorge Edgardo Balatti y Marcela Mónica Monzón)ペア。

そして、ミロンゲーロ・デル・ムンド(ブエノスアイレス市以外の参加枠)部門はクリスティーナ パロモ&メリーナ サッチ(Cristina Palomo y Melina Sacchi)ペアが優勝の栄冠に輝きました。

3部門を独占したカルロス ハビエル&マリア ラウラペア

同一のペアがタンゴ、ミロンガ、ワルツの3部門を独占したのは、日本でもおなじみのダニエル ナクッチョ&クリスティーナ バレリア ソーサ(Daniel Nacucchio y Cristina Valeria Sosa)(2008年)以来、2度目のこと。

ちなみにダニエル&クリスティーナペアは、その年の世界チャンピオン(サロンの部)になっていますので、カルロス&マリアペアにも世界チャンピオンの期待がかかります。

彼らの踊りは、アブラッソ(組み方)、ポストゥーラ(姿勢)もさることながら、すばらしい音楽の表現力を持っていることのように見受けられます。

1曲の中でも、音楽に合わせて緩急を付けた彼らの踊りは、他のペアの踊りよりも、ひときわ目立って見えます。

カルロスは、昼間ブエノスアイレス近郊で仕事をし、夜はタクシーダンサー(ミロンガでの踊りのお相手やレッスンの相手を有料で請け負う仕事)を続けながらタンゴを学んできた苦労人です。

彼のタンゴへの情熱が、今年、花開くことを期待したいところです。8月の世界大会は、乞うご期待です!

 

ブエノスより

 

尚、決勝の様子の一部は、下記リンクからYoutubeで見ることができます。

タンゴ・アドゥルト
https://youtu.be/OXTMvm2juzA

タンゴ・セニョール
https://youtu.be/CeRFLgOTmzY

ミロンガ
https://youtu.be/0VtU8Efxssg

ワルツ
https://youtu.be/m9RSgq1bBZU

ミロンゲーロ・デル・ムンド
https://youtu.be/enul4s2ac6Y